News オートメーションレベルの向上
新開発のBySortによって、ByTrans Crossモデルはさらに様々な搬出に対応が可能になります。お客様のご要望に応じて、ロード/アンロードオートメーションにこの追加オプションを装備できます。その場合は、ブリッジパーツを追加で取り付けることで選別用のヘッドが最大2個作動します。なお、これらのヘッドにはグリッパーが標準装着されます。
BySortの使用により、完成部品をレーザ切断機の脇に追加設置した搬出位置へ収納できる為、お客様の利便性をさらに向上させることが可能です。
特に生産工程において、複数の切断部品を大量生産し、種別に選別して収納したい場合などには、とても有効です。またBySortを活用する最大の利点は、すべての切断部品を正確に繰り返し1箇所へ収納できる点です。大型部品切断を手動で移動させるには労力が必要ですが、BySortならこうした手間を省くことができます。切断部品の配置位置がパレット上で正確に位置決めされ、連続した工程でも容易に自動加工できます。
タッチパネルですべての操作が可能に。
BySort とByTrans Crossの両機は、レーザ切断機のタッチパネルと連動し、すべての操作がタッチパネル1台で出来ます。この実現のため、Bystronicは、最新モデルのファイバレーザ機用のユーザーインターフェイス「ByVision Cutting」を開発しています。ByVision Cuttingによって切断工程と関連するオートメーションは連続操作できるようになりました。
これら操作の一元化により、日々の製造においてレーザ切断機と材料板の自動供給のプロセスはより密接になります。今日お客様にとって、長い動線や不必要な操作に時間をとられる無駄は省きたいはずですし、それがレーザ切断機と付随するオートメーションソリューションを別々に操作するという理由から生じる手間であればなおさらです。つまり、オートメーションによる効率化は、作業する側にとっても十分な利便性があるといえます。